子供の塾通いはいつから?~小学4年生で悩んだ我が家の結論~

中学受験

「子供の塾通いはいつからさせるべきか?」と思い悩まれている親はさぞ多いんだろうなーと思います。

もちろん、塾に行かないという選択肢もありますし、家庭や子供の事情もそれぞれなので「いつからが正解」なんて答えはありません。

ちなみに、文部科学省の2017年の調査では、全国の小学生の通塾率は46%、中学生の通塾率は61%だそうです。
ま、何となく分かる感じの数字ですね。

40代半ばの私の子どもの頃でさえ、中学1年生から塾に通い出していたので、現代の小学生が40%程度通っていても不思議はありませんが、自分が中学に入学してからの塾通いだったこともあって「小学生から塾か~」という感じはありました。

少ーしADHDな我が息子

我が家の長男、ちょぼ君は小学4年生です。
塾を検討し始めたのは、地元の公立中学校への進学を考えた時に、大丈夫?との不安が頭をよぎったからです。

不安は2つあったのですが、1つ目の不安は「イジメ」です。

ちょぼ君は、程度はひどくないですが、ADHDの傾向があります。
幼少の頃から、場の空気が読めず、人の気持ちが分からず、思ったことを直ぐに口走っちゃう子供でした。

幼稚園児の頃は「まだ幼児だし、こんなもんかな〜」と思ってましたが、小学校に入学し、低学年になっても、高学年を目前にしても変わりません!

授業参観なんかで、ボーイッシュなお母さんを見て「○○さん家は、お父さんが来てるよー」なんて言っちゃう感じなので、親としては「オイオイオイオイ!何言うてんねんっ・・・!」と、冷や冷やもんです。
しかも、元気な感じで大声で言っちゃうもんだから、悪目立ちするんです。

夫婦で「こういう子って、面白がられて、イジメの標的にされないかな〜」と心配してたのが1つ目の理由。

2つ目の不安は「公立中学校のレベル」です。

これは地域によって差があるのだと思いますが、我が家の居住地域の公立中学校はどうも少しレベルが低いようです。
嫁さまがママ友から聞いてきた情報でも「自由奔放 ≒ 悪くいえば放ったらかし」「宿題が全然出ないし、先生も緩いよ」なんて声が聞こえてきます…

うむむ。これは、我が家のちょぼ君は、周りの雰囲気に流されるなぁ・・・

てことで、夫婦で悩む、悩む、悩む。

中学受験する?しない?

となると、中学受験をするのか?しないのか? 問題が出てきます。

夫婦2人は、な~んにも考えずに、地元の公立中学校に進んだ人なので、中学受験の経験はありません。
2人とも、ちゅ、中学受験かぁ~ どんな感じなんだろね・・・というレベルです。

で、よくよく調べていくと、少なくとも親的には、目指すべき学校と思えたのは、ただ1つ。たったの1つなんです。いわゆる公立の中高一貫校なんですが、偏差値50台後半の、いわゆる進学校
中学受験なのに、倍率5倍!
私立もあるけど、少なくとも親的には、そんなに惹かれる学校がなかったんです!

さあ、どうしよう。

な~んにも考えずに、地元の公立中学に進んだ夫婦が、息子に受験倍率5倍の進学校を受験しろと言うのか?
しかも、一択で!

ということで、ちょぼ君本人に聞いてみました。

ちなみに、中学受験するかしないか問題を考えるために読んだのが、この2冊の本です。

とーっても役に立ったので、おススメしておきます。

まず最初の本は、中学受験界の著名人のお2人が書かれた本で、一気読みしちゃいました。
受験勉強の仕方や親の関わり方まで、この本で1通り頭に入りました。
何ページにも渡って赤ペンを引きながら読んだので、あと2年間は何度も読み返すことになりそうです。おススメ!

★評価→楽天ブックス4.67(口コミ4件)、Amazon4.2(口コミ107件)、7net なし(口コミ0件)

次の本ですが、この本の良いところは何と言っても、マンガであることです。
マンガなのでとっつき易く、こっちの本は小学4年生のちょぼ君も一生懸命に読んでました。
4家族、4人のタイプが違う子供たちの中学受験エピソードが掲載されていて、中学受験についてイメージが膨らみました。親子で読めるのでおススメです。

★評価→楽天ブックス4.43(口コミ7件)、Amazon4.2(口コミ84件)、7net 5.0(口コミ1件)

本人の意思

「うん。僕、受験する。」と、あっさり返事が来ました。

「へ?受験するの?」と聞き直すと・・・

「うん。する。」と。

5年生になったら、週3日は塾通いしないといけないことや、6年生になったら遊んでられないこと、も伝えました。
地元の中学校だと、徒歩10分で通学できるところが、中高一貫校だと60分くらいかかることも伝えました。
合わせて、勉強に部活に一生懸命に取り組む真面目な学生が多いことや、学校の方針で「落ちこぼれは作らない」という面倒見の良い学校であることなどを伝えたところ、そういう学校で学びたいんだと。

「ホンマかいな~」と思ったのですが、数日後に聞いても、別の日に聞いても「塾に行く」とのことだったので、
まずは、手始めに4日間の冬季講習から始めて、4年生の通常コース(週2日)に通うことにしました。

習い事との掛け持ち

ということで、我が家は小学4年生から塾通いを始めました。
・・・首都圏の受験組は小学4年生から通うのが常識みたいですね!ほえ~!

塾通いにを始めるにあたり、悩ましかったのが、「習い事をどうするか?」 という点です。

ちょぼ君は、小学1年生から、週3回のそろばん塾に通ってます。
そして、小学4年生からは、学校の勉強の予復習に「スマイルゼミ」もやってます。

ここら辺をどーするか。

特にそろばんは、週3回のうち、2回は塾と重複しちゃいます。
そろばんは1年生から頑張って、先日3級に合格してきて、今は2級合格に向けて頑張って?ます。
本人もそろばんはやりたいって言ってるし。

う~ん、悩ましい。

こういうの、他のご家庭ではどうされてるんだろう。

中には、4つ、5つと習い事されてる家庭もあるとは聞くのだが。
ご両親が、凄い時間管理されてるんやろかしら。

我が家は、とりあえず、そろばんは週1回で継続。
スマイルゼミも4年生が終わるまでは継続することにしました。

最後に

一応?中学受験をするという前提で、小学4年生からの塾通いを始めた我が家の長男のちょぼ君。

最終的には、子供の意思を大事にしたい と思ってます。

といっても、まだ小学4年生。
知識も経験もないない中で、なかなか自分自身の進路なんて決められないと思ってます。

中学受験は親の受験なんて言いますが、やっぱり親のサポートが占める割合が大きいんだろうなと思ってます。
来春から、いよいよ本格始動かなと思ってますが、親にとっても始めての中学受験。

いろいろ勉強して、経験して、悩んで、ちょぼ君と一緒に頑張っていこうと思ってます。

また、このブログでもちょいちょい書いていこうかと。

「中学受験」カテゴリーも追記したし。

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