少し間が空いてしまいました。
さてさて、ようやく粉瘤(ふんりゅう)の手術をしてきましたので、簡単にレポートしておきたいと思います。
そもそもは8月に手術する予定だったのですが、手術予定日に飲み会が入ってきたので、手術の日程を9月に延ばしてもらってたのです。
そっち(手術)を延ばすの?とも思いましたが、飲み会でお酒を飲まないとか嫌なので。
では、手術レポ書いて行きますー
手術当日を迎えて
さて、手術室ならぬ処置室に入りましたら、一丁前に手術台のようなものがありました。
そして、手術室と言えばセットになっている、あのライトも。
パッとライトが照されると、あーら不思議。
何かテレビで見た手術の光景のようではありませんか!ぽいぽい。
・・・と同時に、不安な気持ちが襲ってもきました。
「そら手術やもんなぁ… でもちょっと大層な感じがするなぁ」と。
手術の様子
先生:「では上の服を脱いで、そこの台にうつ伏せに寝て、頭の上の方で手を組んでください」
ワタクシ:「分かりましたー」
女性の看護師さんが2人おられましたが、もはやたるんだビール腹を出すのに躊躇はありません。そう、ちょっと手術が怖くなり始めており、それどころではなかったからです。
先生:「じゃあ、切除部位を消毒しますね。皮膚には色んな細菌とか付着してますからね」
ワタクシ:「はいー」
先生:「背中にに手術用の布を被せますね」
ワタクシ:「はいー」
先生:「では麻酔をしていきます。麻酔は、結構痛いから我慢してくださいね」
ワタクシ:「は、はいー ・・・はい?」
え!え?痛いの? しかも結構痛いんすか?
注射の時の決まり文句は、「ちょっと痛いけど、すぐ終わりますからね」 じゃなかったっけ?さっきの先生の台詞には、「ちょっと」もないし、「すぐ終わる」もないんですけど。
てことは、かなり痛くて、しかもすぐ終わらないってことですかい?
もぉ~頼んますわ~先生~
なんて考えてたら、ブス~(注射をブッ刺す音)….. あ、刺された。
先生:「我慢してね」
ワタクシ「はいー」
ブス、ブス
ん?麻酔って何本打つんすか?
何本麻酔の注射を打つのか先に教えてくださいってば!
ワタクシにも、ココロの準備ってもんが・・・結局4~5本は打たれた気がする。
先生:「はい、麻酔終わりましたんで、切っていきます」
サクッ、ジョキジョキジョキジョキ
おー、切ってるね、切ってるね。
麻酔が効いてるので、痛くはないんですけど、切られている感触はあるし、
何よりその音がもう痛いんです。歯医者と一緒ですね。
そしてジョキジョキして、粉瘤の袋を取って…を繰り返されてる内に、頭の中では色々な思いが巡ります。
手術中に頭に浮かんだこと①
よくテレビなんかで見る、昔の思い出が、走馬灯のように駆け巡るってやつです。
・子供ともう少し遊んでやれば良かったかな~
・来月のディズニーランドは一緒に行きたかったな~
とか。
何にも危なくない手術なんで、失敗とか、まして死ぬとかありえないんですけど、何か不安になっちまいまして。(プッ)
手術中に頭に浮かんだこと②
てか、そもそも手術して良かったんやろうか。
もう10年位前から粉瘤(ふんりゅう)できてて、たしか先生も「腫れが引いたら切っても切らなくてもどっちでもいいよ」と言ってましたよね。
ええい、断捨離と一緒や!
自分の身体の中に不要物があるなんて気持ち悪いやん。と思ったのが、はじまりでしたが、
麻酔の痛さを経験してしまうと何か思考が変わってきます。
先生が切らなくてもよいって言ってたのに何で切ろうと思ったんだろう。
そうか、たぶん俺は馬鹿なんだな… と思うことで納めることにしました。
なんてことを頭に浮かべていると、先生の一言。
先生:「終わりましたよ」
ワタクシ:「(無事に)終わったんですね。ありがとうございます。」
そら終わるわな。
いっぱいブログやWebサイト見てたけど、粉瘤(ふんりゅう)の手術を失敗したなんてブログやサイトは見たことなかったし。
先生からの術後コメント
術後に先生からは、以下のようなご指摘を頂きまして、翌日も幹部を診るので病院に来なさいと言われました。
・手術当日の入浴は控えること。シャワーは良いけど、患部は濡らさないようにすること。
・飲酒は控えること。できれば2~3日は控えたほうがよい。
・患部に負担がかかるようなことは避けること
で、切り取った粉瘤(ふんりゅう)の現物が台の上に置いてあったので、記念?に写真を撮ってきました。
こんな感じです。
これが完全に潰れてしまっている状態の袋ですね。何かグロいですねー オェ~
そして、横にはジョキジョキと私の背中を切り刻んでいた手術用ハサミも。
何だかリアルな感じです。
ちなみに、先生に手術時間を聞いたら30分程度とのことでした。
私の場合は、腫れていた粉瘤(ふんりゅう)箇所/袋 が破れてしまっていて、綺麗な袋状の形では残っていなかったらしく、袋そのものに加えて、袋の破片?なんかも取り除いていたから
通常より少し時間を要したとのこと。
通常は10~15分程度って書いてある記事が多かったので、少し時間がかかった感じですね。
粉瘤治療に要した費用
そして処置室を出て、お会計です。
各種ブログ等では1~20,000円程度は支払われていた方が多かったように思うので、
諭吉さんが1~2枚は飛んで行くんだろうなと覚悟してたんですが、
まさかの薬代込の「4,500円」でした。諭吉さん1枚でお釣りがくるとは!
初回の診察からの総費用は下表のとおりです。
さいごに
シメシメ、この浮いた金で欲しかったスニーカーの足しにかするか~ ウヘヘヘヘ…
なんて気力も湧いてこず、手術が終った脱力感でいっぱいです。
クソ重いパソコンが入ったリュックを担ぐと痛いので、手持ちで持って、電車に乗って
トボトボと家路に着きました。
その後は風邪も悪化してしまって、手術箇所は麻酔が切れて痛いわ、くしゃみをしたら、手術した箇所に響いて痛いわで二重に痛い。
どちらかというと風邪に配慮してその日はシャワーも控えたので、汗だくで気持ち悪いというイマイチ感たっぷりの術後を過ごした次第です。
ちなみに、手術後の状態はこんな感じです。なんだか痛々しいですな。
術後は細菌感染を抑えるための抗生物質「フロモックス」と抗生物質に耐性を示して腸の調子を整える?「エンテロノン」、痛み止めの「ロキソニン」を5日分処方してもらいました。
ということで、長々と書いてしまいましたが、粉瘤手術のレポでしたー。
まぁ、痛かったですけど、背中の粉瘤は腫れていて痛かった時期もあったので、手術してでも取り除いて良かったかなと思ってます。
今週末に抜糸なので、また追記させていただきます。おしまい。